今年の第1作目はサタネラの衣裳。
コンクールなどで人気のあるバリエーションで、踊る方の年齢も様々。
そのキャラクターについての詳しいストーリーは今一つ良くわからないのですが、どうやら18世紀フランスの作家ジャック・カゾットの「恋する悪魔」がもとになってい流らしい。
婚約者のいる青年の魂を欲しがる悪魔が、あの手この手を使って青年を誘惑するという。。。そう、あの、愛らしい魅惑的な踊りをするサタネラは、 悪魔の化身なのでした〜〜
(素敵な音楽と踊りからはとうてい想像つかない)
衣裳のベースに黒のレースがよく使われる意味が、何となくわかった気がしますねえ。
男の人を誘惑するキャラクターなんて なかなか10代では表現しきれないんじゃないかと思うのですが、年齢に応じてそれなりに挑戦し頑張っている小さなバレリーナちゃんたちを見ると、 心から応援したくなります。
例によって拙画ですみません、上掛け用の型紙です。
これに、土台の生地と黒のレースを乗せます。
(゜◇゜;)うう〜〜〜〜っ、、、
ぐるっと周りに置いた黒のレースの印象が強すぎて、強調したかったモチーフの八角形がぼやけてしまった(@_@)(汗)
ブレードをあれこれ乗せてみては何とかイメージに近づけたいと頑張ったけれどダメ。
そこで、思い切って外周の円形ラインを外し、レースをもう少し透け感のある黒で薄く軽い印象のレースに変更しました。
内側の基本ラインにもブレードを乗せます。
身頃はこんなふう。
あとはスパンコールやダイヤスパンで飾付け♪延々と夜な夜なチクチク、こつこつ、根気がいる作業です。


写真ではなかなかわかりにくいのですが、、結構な量を付けました。
キラキラさせ過ぎたかしらん。。。(^Σ^;)
頭飾りは、付属品として一応ブレードで作ってみたのですが、ティアラ専門店Esther店主のbesuoさんが改めて新たにデザインしてくださる予定です。
カテゴリー:バレエ衣装