バリエーション動画:エスメラルダ

「エスメラルダ」は、全幕上演されることが少ない演目です。

ストーリーがあまりにも悲劇的すぎるからなのでしょうか?

以下はレニングラード国立バレエ「エスメラルダ全3幕」DVD(1994年収録 ロシア)の解説文からの抜粋です。

 

ストーリー:

15世紀末のお話。エスメラルダは、友人である詩人グレンゴワールの命を救うため、彼と偽装結婚。一方、エスメラルダに一方的な想いを寄せる司祭フロロは、醜い鐘つき男カジモドとともに、エスメラルダをさらおうとするが、警備隊長フェブに助けられた彼女はフェブに一目惚れする。 互いに惹かれあう二人。そして彼は彼女に、身に着けていた紋章付のショールを贈る。

エスメラルダを諦めきれないフロロは彼女に求愛するが、拒否されたため、フロロはエスメラルダのナイフを片手に復讐を誓う。エスメラルダと愛を誓い合ったフェブであるが、実は、フェブには既に婚約者がいたのである。そして、フェブの婚約式の余興に招かれたエスメラルダは、失意の中で踊る。。。 しかし、エスメラルダが手にしているショールを見て婚約者はフェブを非難。彼はエスメラルダを追ってその場を去る。

フェブとエスメラルダ、晴れて二人きりになれた、まさに幸せなその瞬間、フロロが現れて、隠し持っていた”エスメラルダ”のナイフでフェブの背中を刺す。駆け付けた警備隊は、ナイフの持ち主であるエスメラルダが犯人と断定し、エスメラルダはついに処刑されてしまう。

 

典型的な”冤罪”・・・

人間の美しい部分とドロドロした部分が入り混じった、社会の縮図のような大切なテーマをたくさん含んだ凄い演目だと思うんですけどね。

 

幕ものの中で踊られるVaは、静かな曲調の中にもエスメラルダのかなわぬ恋への甘く切ない想いが美しく表現されています♪

 


Stanislavsky and Nemirovich-Danchenko Music Theatre, Moscow, Dec., 7, 2012
*****エスメラルダは Uliana Lopatkinaさん。

 

Bolshoi Ballet
***** エスメラルダは Natalia Osipovaさん。

 

ちなみに、全幕ものの中でのバリエーションの時は、チュチュの形はグッと丈の長い、ロマンティックチュチュに近いフォルムの衣装の方が、”ジプシー”っぽくて、しっくりきますね。

 

衣装の色が赤と黒、これはこれで素敵です。

グリーンがいいっ!て思っていましたが、要は、ダンサーの持つ雰囲気や舞台背景との微妙なバランスで、衣装のデザインや色も変わってくるわけです。

 

真っ白、これはエスメラルダのイメージ色には入ってなかったけれど、演出家の深い意図があるのでしょうか・・・

あるいはエスメラルダの純粋さを表現しているのかもしれません。。

 

 

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。